さくらのレンタルサーバを契約したけど、コントロールパネルの使い方がよく分からない…そんな初心者の方も多いのではないでしょうか?この記事では、さくらのレンタルサーバのコントロールパネルの基本操作から、ウェブサイト運営に必要な設定まで、画像付きで丁寧に解説していきます。この記事を読めば、あなたもコントロールパネルマスターになれること間違いなし!
コントロールパネルへのログイン方法
さくらのレンタルサーバのコントロールパネルは、あなたのサーバーを管理するためのWebインターフェースです。ウェブサイトのファイルアップロード、データベース管理、メール設定など、様々な操作を簡単に行うことができます。まずは、このコントロールパネルにログインする方法から始めましょう。
必要な情報
コントロールパネルにログインするには、以下の2つの情報が必要です。
- さくらの会員ID
これは、さくらのレンタルサーバを契約した際に登録したIDです。契約完了時に送られてきたメールなどに記載されていますので、大切に保管しておきましょう。 - パスワード
さくらの会員IDに紐づいているパスワードです。セキュリティのため、定期的に変更し、他人に知られないように管理することが重要です。もしパスワードを忘れてしまった場合は、再設定の手続きを行うことができます。
ログイン手順
具体的なログイン手順は以下の通りです。
- さくらのレンタルサーバ公式サイトにアクセス
まずは、お使いのブラウザでさくらのレンタルサーバの公式サイトを開きましょう。 - 会員メニューをクリック
公式サイトの右上にある「会員メニュー」ボタンをクリックします。 - さくらの会員IDとパスワードを入力
表示されたログイン画面で、あなたのさくらの会員IDとパスワードを入力します。入力間違いがないか確認してから、「ログイン」ボタンをクリックしてください。 - サーバータブをクリック
ログインが成功すると、会員メニューのページが表示されます。このページの上部にあるタブの中から「サーバー」タブをクリックします。 - 契約しているサーバーを選択
「サーバー」タブをクリックすると、あなたが契約しているサーバーの一覧が表示されます。目的のサーバーを選択してください。 - コントロールパネルにログイン
サーバーを選択すると、サーバーの管理画面が表示されます。この画面上に、コントロールパネルへのログインボタンがありますので、クリックしてください。これで、コントロールパネルにログインできます。
ログインできない場合
もしログインできない場合は、以下の点を確認してみてください。
- さくらの会員IDとパスワードが正しいか
入力ミスがないか、再度確認しましょう。 - Caps Lockがオンになっていないか
パスワードは大文字と小文字が区別されます。Caps Lockがオンになっていると、意図しない文字が入力される可能性があります。 - ブラウザのキャッシュやCookieをクリアしてみる
ブラウザに古い情報が残っていると、ログインできない場合があります。ブラウザのキャッシュやCookieをクリアしてから、再度ログインを試してみてください。 - パスワードを忘れた場合
パスワードを忘れてしまった場合は、「パスワードの再発行」手続きを行いましょう。さくらのレンタルサーバの公式サイトから手続きを行うことができます。
二段階認証について
セキュリティ強化のため、さくらのレンタルサーバでは二段階認証を設定することができます。二段階認証を設定している場合は、ログイン時にパスワードに加えて、スマートフォンなどに表示される認証コードの入力が必要になります。
二段階認証は、不正アクセスを防ぐ有効な手段ですので、設定することをおすすめします。設定方法については、さくらのレンタルサーバの公式サイトで詳しく解説されていますので、参考にしてください。
コントロールパネルの基本画面の見方
さくらのレンタルサーバのコントロールパネルにログインすると、様々な情報や機能が並んだ画面が表示されます。初めて見ると少し圧倒されるかもしれませんが、それぞれの項目が何を意味するのか、どのように使えば良いのかを理解すれば、コントロールパネルはあなたのウェブサイト運営を強力にサポートしてくれるツールとなります。
各項目の説明
コントロールパネルの基本画面には、多くの項目が表示されていますが、ここでは特に重要な項目とその役割について解説します。
- アカウント情報
- 契約しているプランの詳細や、契約の有効期限を確認できます。
- 現在使用しているディスク容量や、利用可能な容量の上限などもここで確認できます。
- サーバーの稼働状況や、過去の障害情報なども確認できます。
- ドメイン
- 自分のウェブサイトに使用するドメインの追加や管理を行います。
- ドメインのネームサーバー設定や、DNSレコードの編集なども可能です。
- サブドメインの作成や、ドメイン転送の設定なども行えます。
- メール
- ウェブサイトに関連付けたメールアドレスの作成や管理を行います。
- メールアカウントの作成、パスワード変更、メール転送設定などが可能です。
- スパムメール対策の設定や、ウェブメールの利用もできます。
- データベース
- ウェブサイトやアプリケーションで使用するデータベースの作成や管理を行います。
- データベースの作成、ユーザーの作成、アクセス権限の設定などが可能です。
- データベースのバックアップや復元もここで行えます。
- セキュリティ
- ウェブサイトのセキュリティを高めるための設定を行います。
- ベーシック認証(特定のページへのアクセスを制限する機能)や、WAF(Web Application Firewall:ウェブアプリケーションへの攻撃を検知・防御する機能)の設定が可能です。
- SSH接続の設定や、IPアドレス制限の設定なども行えます。
- ファイルマネージャー
- Webブラウザ上で、サーバーにアップロードしたファイルの管理を行います。
- ファイルのアップロード、ダウンロード、編集、削除などが可能です。
- フォルダの作成や、ファイルの権限設定なども行えます。
- FTPアカウント
- FTPソフトを使って、サーバーにファイルをアップロードしたり、ダウンロードしたりするためのアカウントを作成・管理します。
- FTPアカウントの作成、パスワード変更、アクセス権限の設定などが可能です。
- アクセスログ
- ウェブサイトへのアクセス状況を記録したログを確認できます。
- アクセス数、アクセス元IPアドレス、アクセス日時などの情報が記録されています。
- ログ解析ツールなどを利用して、ウェブサイトの改善に役立てることができます。
- バックアップ
- サーバー上のデータをバックアップし、復元することができます。
- 自動バックアップの設定や、手動でのバックアップ取得が可能です。
- 万が一のデータ消失に備えて、定期的なバックアップを強くおすすめします。
よく使う機能へのアクセス方法
コントロールパネルの基本画面は、直感的に操作できるようデザインされています。よく使う機能は、画面上部のタブやサイドメニューから簡単にアクセスできます。
- ウェブサイトのファイルアップロード
ファイルマネージャーをクリック - メールアカウント作成
メールをクリック - データベース作成
データベースをクリック - セキュリティ設定
セキュリティをクリック - アクセスログ確認
アクセスログをクリック - バックアップ取得
バックアップをクリック
これらの機能以外にも、コントロールパネルには様々な機能が搭載されています。
ドメイン設定
ウェブサイトを公開するためには、ドメイン設定が必須です。ドメインとは、インターネット上の住所のようなもので、ウェブサイトにアクセスするためのURLの一部となります。ここでは、さくらのレンタルサーバのコントロールパネルでのドメイン設定方法を詳しく解説します。
ドメインの追加方法
さくらのレンタルサーバでウェブサイトを公開するには、まずドメインをサーバーに追加する必要があります。ドメインは、さくらインターネットで取得したものだけでなく、他社で取得したドメインも追加可能です。
さくらインターネットで取得したドメインを追加する場合
- コントロールパネルにログインし、「ドメイン」をクリックします。
- 「ドメインを追加する」ボタンをクリックします。
- 「さくらインターネットで取得の独自ドメインを使う」を選択します。
- ドメイン一覧から追加したいドメインを選択し、「追加」ボタンをクリックします。
他社で取得したドメインを追加する場合
- コントロールパネルにログインし、「ドメイン」をクリックします。
- 「ドメインを追加する」ボタンをクリックします。
- 「他社で取得の独自ドメインを使う」を選択します。
- 追加したいドメイン名を入力し、「追加」ボタンをクリックします。
- 後ほど解説するネームサーバーの設定を行います。
ネームサーバーの設定方法
ネームサーバーとは、ドメインとIPアドレスを紐付ける役割を持つサーバーのことです。ウェブサイトを公開するためには、ドメインのネームサーバーをさくらのレンタルサーバのものに変更する必要があります。
ネームサーバー設定変更手順
- コントロールパネルにログインし、「ドメイン」をクリックします。
- 設定を変更したいドメインを選択します。
- 「ネームサーバー設定変更」をクリックします。
- 表示されたさくらのレンタルサーバのネームサーバー情報(ns1.dns.ne.jp、ns2.dns.ne.jpなど)をコピーします。
- ドメインを取得した事業者の管理画面にログインし、ネームサーバーの設定を変更します。
- コピーしたさくらのレンタルサーバのネームサーバー情報を貼り付け、設定を保存します。
ネームサーバーの変更が反映されるまでには、数時間から最大で72時間程度かかる場合があります。設定変更後、しばらく待ってからウェブサイトにアクセスできるか確認しましょう。
ドメイン設定に関する注意点
- ドメインの有効期限
ドメインには有効期限があり、期限が切れるとウェブサイトにアクセスできなくなります。ドメインの有効期限を常に確認し、期限切れにならないように更新手続きを行いましょう。 - Whois情報公開代行
ドメインの所有者情報(Whois情報)は、インターネット上で公開されます。個人情報保護のため、Whois情報公開代行サービスを利用することをおすすめします。さくらのレンタルサーバでは、無料でWhois情報公開代行サービスを利用できます。 - サブドメインの設定
サブドメインを作成したい場合は、コントロールパネルの「ドメイン」から設定できます。サブドメインごとにウェブサイトコンテンツを分けたり、異なるアプリケーションをインストールしたりすることができます。
ウェブサイトのアップロード
ウェブサイトを公開するためには、作成したHTMLファイルや画像などのファイルをレンタルサーバー上にアップロードする必要があります。さくらのレンタルサーバでは、主にFTPソフトを使った方法と、コントロールパネルに搭載されたファイルマネージャーを使った方法の2つのアップロード方法が用意されています。それぞれ詳しく見ていきましょう。
FTPソフトを使ったアップロード方法
FTP(File Transfer Protocol)は、ファイルを転送するためのプロトコルです。FTPソフトを利用することで、ローカル環境(自分のパソコン)にあるファイルを、レンタルサーバーにアップロードしたり、逆にレンタルサーバーからファイルをダウンロードしたりすることができます。
FTPソフトのインストール
まずは、FTPソフトをインストールしましょう。FTPソフトは、無料のものから有料のものまで様々な種類がありますが、ここでは無料で利用できる「FileZilla」を例に説明します。
FileZillaの公式サイトから、お使いのOSに対応したインストーラーをダウンロードし、インストールしてください。
FTPアカウント情報の確認
次に、さくらのレンタルサーバのコントロールパネルにログインし、「FTPアカウント」メニューから、FTPアカウント情報を確認します。FTPアカウント情報は、以下の通りです。
- ホスト名(またはサーバーアドレス)
FTP接続先のサーバーのアドレスです。 - ユーザー名
FTP接続に使用するユーザー名です。 - パスワード
FTP接続に使用するパスワードです。 - ポート番号
FTP接続に使用するポート番号です。通常は21番ですが、レンタルサーバーによっては異なる場合があります。
FTPソフトへの接続とファイルのアップロード
FTPソフトを起動し、確認したFTPアカウント情報を入力して、レンタルサーバーに接続します。接続が成功すると、レンタルサーバー上のファイル一覧が表示されます。
ウェブサイトのファイルをアップロードするには、ローカル環境にあるファイルをFTPソフトの画面上にドラッグ&ドロップするか、右クリックメニューから「アップロード」を選択する方法があります。
ウェブサイトのファイルは、通常、レンタルサーバーの公開ディレクトリ(public_htmlなど)にアップロードします。アップロードが完了すると、ウェブサイトがインターネット上で公開されます。
ファイルマネージャーを使ったアップロード方法
さくらのレンタルサーバのコントロールパネルには、ファイルマネージャーという機能が搭載されています。ファイルマネージャーを利用することで、Webブラウザ上で直接ファイルのアップロードや管理を行うことができます。FTPソフトをインストールする必要がないため、手軽にファイル操作を行いたい場合におすすめです。
ファイルマネージャーへのアクセス
コントロールパネルにログインし、「ファイルマネージャー」をクリックします。ファイルマネージャーが起動し、レンタルサーバー上のファイル一覧が表示されます。
ファイルのアップロード
ファイルをアップロードしたいディレクトリに移動し、「アップロード」ボタンをクリックします。ファイル選択画面が表示されるので、アップロードしたいファイルを選択します。複数のファイルを同時にアップロードすることも可能です。
ファイルを選択したら、「アップロード開始」ボタンをクリックします。アップロードが完了すると、ファイルがレンタルサーバー上に保存されます。
ファイルマネージャーのその他の機能
ファイルマネージャーでは、ファイルのアップロードだけでなく、以下の操作も可能です。
- ファイルのダウンロード
- ファイルの編集
- ファイルの削除
- フォルダの作成
- ファイルの権限設定
これらの機能を活用することで、ウェブサイトのファイルを効率的に管理できます。
アップロード時の注意点
ウェブサイトのファイルをアップロードする際には、以下の点に注意しましょう。
- ファイル形式
HTMLファイルや画像ファイルなど、ウェブサイトで使用する適切なファイル形式でアップロードしましょう。 - ファイル名
ファイル名は、半角英数字と一部の記号(-_.~)のみを使用し、日本語やスペースは使用しないようにしましょう。 - 文字コード
HTMLファイルの文字コードは、UTF-8に設定しましょう。文字化けを防ぐことができます。 - パーミッション設定
ファイルやフォルダのパーミッション(アクセス権限)を適切に設定しましょう。セキュリティを高めることができます。
データベースの作成と管理
多くのウェブサイトやWebアプリケーションは、情報を保存・管理するためにデータベースを利用しています。さくらのレンタルサーバでは、コントロールパネルから簡単にデータベースの作成や管理を行うことができます。ここでは、データベースの作成方法と、データベースユーザーの作成・権限設定について詳しく解説します。
データベースの作成方法
データベースは、ウェブサイトやWebアプリケーションのデータを保存するための「入れ物」のようなものです。さくらのレンタルサーバでは、MySQLというデータベースシステムが標準で利用できます。
データベース作成の手順
- コントロールパネルにログインし、「データベース」をクリック
まずは、さくらのレンタルサーバのコントロールパネルにログインし、「データベース」の項目をクリックします。 - 「データベースを作成する」ボタンをクリック
データベースの一覧が表示される画面で、「データベースを作成する」ボタンをクリックします。 - データベース名、ユーザー名、パスワードを入力
データベースの作成に必要な情報を入力します。- データベース名
データベースを識別するための名前です。半角英数字とアンダーバー(_)のみ使用可能です。 - ユーザー名
データベースにアクセスするためのユーザー名です。半角英数字とアンダーバー(_)のみ使用可能です。 - パスワード
データベースにアクセスするためのパスワードです。セキュリティのため、複雑なパスワードを設定しましょう。
- データベース名
- 「作成」ボタンをクリック 入力した情報を確認し、「作成」ボタンをクリックします。データベースの作成が完了すると、データベース一覧に新しいデータベースが表示されます。
データベース作成時の注意点
- データベース名、ユーザー名、パスワードは忘れないように
これらの情報は、後ほどウェブサイトやアプリケーションからデータベースに接続する際に必要になります。メモ帳などに記録しておくか、パスワード管理ツールを利用して安全に保管しましょう。 - データベース名は分かりやすいものにする
複数のデータベースを作成する場合は、それぞれが何の目的で作成されたのかが分かるような名前を付けましょう。 - パスワードは複雑なものにする
パスワードは、推測されにくい複雑なものに設定しましょう。英大文字、英小文字、数字、記号を組み合わせることが推奨されます。
データベースユーザーの作成と権限設定
データベースユーザーとは、データベースにアクセスするためのアカウントです。データベースユーザーを作成し、適切な権限を設定することで、セキュリティを高め、データベースへの不正アクセスを防ぐことができます。
データベースユーザー作成の手順
- コントロールパネルの「データベース」をクリック
コントロールパネルにログインし、「データベース」の項目をクリックします。 - 作成したデータベースを選択
データベースの一覧から、ユーザーを追加したいデータベースを選択します。 - 「ユーザーを追加する」ボタンをクリック
データベースの詳細画面で、「ユーザーを追加する」ボタンをクリックします。 - ユーザー名、パスワードを入力し、権限を設定
データベースユーザーの作成に必要な情報を入力します。- ユーザー名
データベースにアクセスするためのユーザー名です。半角英数字とアンダーバー(_)のみ使用可能です。 - パスワード
データベースにアクセスするためのパスワードです。セキュリティのため、複雑なパスワードを設定しましょう。 - 権限
データベースユーザーに与える権限を設定します。データベースへのアクセスを許可するホスト(IPアドレスまたはホスト名)や、データベースに対する操作権限(SELECT、INSERT、UPDATE、DELETEなど)を設定できます。
- ユーザー名
- 「追加」ボタンをクリック 入力した情報を確認し、「追加」ボタンをクリックします。データベースユーザーの作成が完了すると、データベースの詳細画面に新しいユーザーが表示されます。
データベースユーザー権限設定の注意点
- 必要最小限の権限を与える
データベースユーザーには、必要な操作のみを許可する権限を設定しましょう。過剰な権限を与えると、セキュリティリスクが高まります。 - ユーザーごとに権限を分ける
複数のユーザーがデータベースにアクセスする場合は、ユーザーごとに権限を分けることで、セキュリティを高めることができます。 - 定期的にパスワードを変更する
パスワードは、定期的に変更することで、セキュリティを強化できます。
メールアカウントの作成と管理
レンタルサーバーを契約すると、独自ドメインを使ったメールアドレスを作成・管理できるようになります。さくらのレンタルサーバでも、コントロールパネルから簡単にメールアカウントの作成や設定変更が可能です。ここでは、具体的な手順や設定方法、注意点などを詳しく解説します。
メールアカウントの作成方法
さくらのレンタルサーバでは、コントロールパネルから簡単にメールアカウントを作成できます。
メールアカウント作成の手順
- コントロールパネルにログインし、「メール」をクリック まずは、さくらのレンタルサーバのコントロールパネルにログインし、「メール」の項目をクリックします。
- 「メールアドレスを作成する」ボタンをクリック メールアカウントの一覧が表示される画面で、「メールアドレスを作成する」ボタンをクリックします。
- メールアドレスとパスワードを入力 新しいメールアカウントの作成に必要な情報を入力します。
- メールアドレス
作成したいメールアドレスを入力します。例えば、info@example.comのように、独自ドメインを使ったメールアドレスを作成できます。 - パスワード
メールアカウントにログインするためのパスワードを入力します。セキュリティのため、複雑なパスワードを設定しましょう。
- メールアドレス
- 「作成」ボタンをクリック 入力した情報を確認し、「作成」ボタンをクリックします。メールアカウントの作成が完了すると、メールアカウント一覧に新しいアカウントが表示されます。
メールアカウント作成時の注意点
- メールアドレスは慎重に選ぶ
メールアドレスは、一度作成すると変更が難しい場合があります。ウェブサイトの運営方針や、利用目的などを考慮して、適切なメールアドレスを選びましょう。 - パスワードは複雑なものにする
パスワードは、推測されにくい複雑なものに設定しましょう。英大文字、英小文字、数字、記号を組み合わせることが推奨されます。 - メールボックス容量に注意
さくらのレンタルサーバでは、プランによってメールボックスの容量が異なります。容量を超えると、メールの送受信ができなくなる場合があるため、注意が必要です。
メールソフトの設定方法
作成したメールアカウントは、Webメールやメールソフトを使って利用できます。ここでは、Outlookを例に、メールソフトの設定方法を解説します。
Outlookでのメールアカウント設定手順
- Outlookを起動し、「ファイル」タブをクリック
Outlookを起動し、左上の「ファイル」タブをクリックします。 - 「アカウントの追加」をクリック
「情報」画面が表示されるので、「アカウントの追加」をクリックします。 - 「手動セットアップまたは追加のサーバーの種類」を選択
アカウントの追加ウィザードが起動します。「手動セットアップまたは追加のサーバーの種類」を選択し、「次へ」をクリックします。 - 「POPまたはIMAP」を選択
サーバーの種類を選択します。「POPまたはIMAP」を選択し、「次へ」をクリックします。 - アカウント情報を入力
以下の情報を入力します。- お名前
送信者名として表示される名前を入力します。 - メールアドレス
作成したメールアドレスを入力します。 - アカウントの種類
POP3またはIMAPを選択します。POP3は、メールをサーバーからダウンロードしてローカルに保存する方式で、IMAPは、メールをサーバー上に保存し、複数のデバイスからアクセスする方式です。 - 受信メールサーバー
さくらのレンタルサーバのPOP3サーバーまたはIMAPサーバーのアドレスを入力します。コントロールパネルの「メール」→「メール設定」から確認できます。 - 送信メールサーバー
さくらのレンタルサーバのSMTPサーバーのアドレスを入力します。コントロールパネルの「メール」→「メール設定」から確認できます。 - ユーザー名
作成したメールアカウントのユーザー名(メールアドレス)を入力します。 - パスワード
作成したメールアカウントのパスワードを入力します。
- お名前
- 「詳細設定」をクリック 「詳細設定」をクリックし、「送信サーバー」タブを選択します。
- 「送信サーバーは認証が必要」にチェックを入れる 「送信サーバーは認証が必要」にチェックを入れ、「受信メールサーバーと同じ設定を使用する」を選択します。
- 「OK」をクリックしてアカウント設定を完了 「OK」をクリックし、アカウント設定ウィザードを閉じます。
これで、Outlookで作成したメールアカウントを利用できるようになります。
その他のメール設定
さくらのレンタルサーバのコントロールパネルでは、メールアカウントの作成以外にも、様々なメール設定を行うことができます。
- メール転送設定
受信したメールを、他のメールアドレスに自動転送することができます。 - ウェブメール
Webブラウザからメールの送受信を行うことができます。 - スパムメール対策
スパムメールを自動的に振り分けることができます。 - メールボックス容量の確認
メールボックスの使用状況を確認できます。
これらの設定を活用することで、より便利にメールを利用できます。
まとめ
この記事では、さくらのレンタルサーバのコントロールパネルの基本操作から、ウェブサイト運営に必要な設定までを解説しました。コントロールパネルを使いこなすことで、ウェブサイトの管理や運用がスムーズになります。
初心者の方は、まずはこの記事で紹介した基本操作をマスターし、徐々に高度な設定にも挑戦してみましょう。さくらのレンタルサーバの充実した機能を活用して、快適なウェブサイト運営を実現してください。
もし、操作方法や設定で分からないことがあれば、さくらのレンタルサーバのサポートに問い合わせてみましょう。丁寧に対応してくれるはずです。
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